PPCアフィリエイトでの案件選定の基準や目安とする数値は?
山崎
「10チャレファクトリー」工場長。低単価で広告を回せるキーワードを探し、競争せずに高利益を得る方法を日々追求しています。
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今回はこのようなご質問に回答していきます。
PPCアフィリエイトの関連キーワードで、どの案件を扱えばいいかわかりません。案件選定をする際、基準にしていることや目安にしている数値などはありますでしょうか?
どのようにして案件選定をするかというのは人によって基準が違うと思いますし、「これが正解!」という答えもないと思います。
あくまでもぼくの考えということでお答えしますので、ご参考にしていただければと思います。
もくじ
PPCアフィリの案件選定は、まずジャンル選定から
ぼくは基本的には、案件から入りません。ジャンルから入ります。
じゃあどのようにしてジャンル選定をするかと言うと、
- 季節もの
- 報酬単価アップしている
- 特集が組まれているジャンル
このあたりでしょうか。季節や時期、イベントによって需要が増えているタイムリーな案件を優先的に探すことが多いです。
そのようなジャンルは検索需要が多くなるだけではなく、報酬単価アップキャンペーンなどが実施されていることも多いので、ASPで特集が組まれてたりもします。
もちろん、季節需要がなく通年売れやすいジャンルも扱うこともあります。
ジャンルを決めたら、その中で案件を決める
取り組むジャンルを決めたら、そのジャンルの中でどの案件を扱うかを決めていきます。
一般的に案件選びの鉄則と言われてるのは「実際に売れている商品を扱う」というものです。ASPの売り上げランキングや、担当者からの情報でそのような商品を知ることができます。
あと、よくあるのは「報酬単価が一番高い案件を扱う」というやり方です。それを1位にしたランキングなどを作成して訴求するというわけですね。
上の2つはよくある案件選定の方法ですが、ぼくはちょっと違います。
その案件は本当にPPCアフィリでも売りやすのか?
「実際に売れている」からと言って、PPCアフィリエイトで売りやすい、集客しやすいとは限りません。
最近よくあるのはAD広告を使ったアフィリエイトで、一部の人が売りまくっている結果「売れ筋案件」になっている、ということです。他にもSEO媒体で成果が取れているということもあると思います。
つまり、集客経路も訴求方法も異なるPPCアフィリエイトで、その売れ筋案件を同じように売れるかどうかはわからないのです。
PPCアフィリの案件選定はリサーチの結果次第
ではぼくがどのように案件選定をしているかというと、「訴求の流れを作りやすそうな商品」を基準にすることが多いです。
そのためには、複数案件をリサーチする必要があります。ASPの中にあるそのジャンルの商品を複数リサーチし、できればASPで扱われていない商品もリサーチします。
そんな感じでその市場全体をざっくりと見渡していくと、
- どの案件なら訴求しやすいか
- 価値を伝えやすいか
などが見えてきます。
たとえ「実際に売れてる案件」だとしても、他の商品と比較した際に魅力的じゃなかったら扱いません。
経験上、売れ筋じゃない商品でも、きちんと価値を伝えることができれば成約されます。
独りよがりな訴求にならないために
なぜリサーチしてから案件選定をするかと言うと、独りよがりな訴求になるのを防ぐためです。
「売れてるから」「報酬が高いから」という理由だけで案件を選ぶと、ユーザー目線ではなく、「売りたいから売る」というゴリ押しになってしまいがちです。個人的にはそれが嫌なんですね。
市場を俯瞰して広い視野で詳細なリサーチを重ねていくと、説得力のある比較コンテンツやランキングを作成できるし訴求しやすい案件が自然に見えてきます。
なので、最初に「これを売りたい!」と思ってる商品があったとしても、リサーチの結果次第では取り扱わなくなることもあります。
報酬単価も加味して案件選定する
リサーチの結果見えてきた「訴求しやすい案件」が、もし報酬単価がめちゃくちゃ低かったら・・・ちょっと考えます。笑
あくまでもPPCアフィリエイトで利益を出すことが目的なので、「利益が出るような報酬単価かどうか」も加味して案件を選びます。さすがにここは綺麗事ばかり言ってられませんので。
報酬単価についての考え方や計算の仕方はこちらの記事に詳しく書いています。
あとは成約率も考慮しますね。中には成約率が最初から明示されているASPや、承認率100%のASPなどもありますので助かります。
Amazonや楽天に流れてしまわないか
物販の場合はこれも必ずチェックしますが、ユーザーがAmazonや楽天に流れてしまう可能性がないかもしっかりリサーチします。
まず、その案件がAmazonや楽天で取り扱われているかどうかをチェックします。公式サイトから購入した方がお得な場合は問題ないのですが、そうじゃない場合は要注意です。
自分が買い物をするときのことを考えればわかりますが、公式サイトと同じ値段でAmazonで購入できるのであれば、確実にAmazonで購入しますよね?
ワンクリックでポチれるし、今日か明日に届くので・・・。
公式サイトでわざわざ長ったらしいフォームに入力してまで欲しいと思わせるには、それなりの価格の安さや特典、返金保証といった付加価値がないと厳しいです。
そのジャンルの案件が軒並み低単価だったら
もしそのジャンルが軒並み低単価の案件ばかりだったら、そのジャンルは捨てて別のジャンルを探します。
あるいは、同じ案件を扱ってる別のASPがないかを探したりもしますね。ASPによって、同じ案件でも報酬単価や成果地点が違うということがよくあるからです。
中には、5倍もの報酬単価が設定されているASPもあります。
高単価ASPについてはこちらの記事をご覧ください。
PPCアフィリで取り扱うのは1案件?複数案件?
また、案件を選定するとは言っても必ず1案件に絞るとも限りません。
ぼくの中で関連キーワードのPPCアフィリエイトでの訴求方法は、
- 1案件をイチオシする
- 複数案件をニーズ別に訴求する
ざっくり分けるとこの2パターンがあります。このどちらを採用するかはリサーチの結果次第です。
いずれにしても、比較コンテンツを軸とすることには変わりありません。その中で1商品だけをイチオシするのか、商品ごとの強みや特徴に沿ってニーズ別に訴求するのかの違いということです。
この辺りは簡単にパターン化して説明できる話ではありませんし、結局は経験を積みながら身につけていくものだと思います。
正解はありません。
とは言っても、「実際の事例を元に説明してくれないとわからないよ!」という気持ちもわかります。
ぼくが運営しているコミュニティー「10チャレファクトリー」では、ぼく自身の取り組みの実例を元にして、かなり詳しく説明していますのでよければご検討ください。
まとめ
- 基本的にはジャンルを先に決める
- ジャンルの複数案件をリサーチして案件選定する
- ジャンル自体が低単価だったら撤退する
- 訴求方法もリサーチをしないと見えてこない
一言でまとめると、案件選定するためには「リサーチ超重要」ということです。どれだけ準備するかによって勝負は決まると思います。
これはぼくだけではなく、多くの成果を出しているアフィリエイターがおっしゃっているので間違いありません。
こちら側の都合で売りたい商品を売りつけるような、節操のないアフィリエイトをしたくないという人にとっては、今回の話は参考になるのではないでしょうか。