オリジナルの文章が上手く書けないんです。どうすれば上手に書けるようになれますか?という悩みに対する回答
今日はですね、ちょっと個人的な悩みを告白したいと思います。
実はね、僕は昔から
足が短い
というコンプレックスを持っていたんですね。足が短いと女の子にモテないし、何とかして足を長くする方法を探してた訳ですよ。
もう30も超えて、成長期なんてとっくの昔に終わってるから、現実的に考えてもムリだろうなーと諦めてた時、ふとネットを見てたら、
アシナガクナール
っていうサプリがあったんですね。
で、広告見てたら「ハリウッド俳優も毎日飲んでる!」「これで僕も足が長くなりました!」って書いてたんで、騙されたと思ってつい買っちゃったんです。
とりあえず1ヶ月そのサプリを飲み続けたら足が長くなるって説明書に書いてあったんで、とりあえず1ヶ月は飲み続けようと思って飲んだ訳ですよ。
でも1ヶ月経っても一向に足が長くなった気配が無い。
こりゃ騙された!
と思って、頭きたからその商品を販売しているメーカーのお客様窓口に即効で電話ですよ!
オイ、コノヤロー!毎日このサプリ飲み続けたのに全然足が長くならないじゃねーかよ!こんなもん売りやがって訴えるぞコノヤロー!
お客様、当社が販売している商品に嘘偽りは一切ございません。
嘘つけ!1ヶ月経っても足が長くならないのに嘘偽りは無いってどういうことだよ!バカにするのもいい加減にしろよ!
じゃあ何て言ったと思います?
お客様、当社の売上の一部はユニセフに寄付させて頂いております。お客様は購入頂いた時点ですでに足長おじさんになっておられますよ。
上手いこと言ってんじゃねーよ(笑
はいっ、スミマセン!という事でちょっとした小ネタでした(爆
とまあ、このネタを言いたかったというのもあるんですが、実はコンテンツを書く時の発想として参考になるかなー?という思いもありまして、ちょっとネタを書いてみました(笑
実はこのネタ元は「劇団ひとりの春樹先輩」のネタをひねって書いたんですね!
この「春樹先輩」っていうのは、劇団ひとりの定番ネタに登場するキャラクターで、茨城のヤンキーという設定。
髪型はリーゼント、大きなグラサンをかけていて、変なシャツに金のネックレスで前歯が一本欠けている春樹先輩はとにかく女にモテたい訳です。
だけど自分に自信がない。だから、通販の怪しげな商品に引っかかってしまうという流れ(笑
ちなみに元ネタは、
「もうちょっと背が高くなったら女にモテんだけどよ、けど背なんか高くなんねえかなって思ってたらよ、これがあったんだよ! あーこれだ! と思ってよ、買ったわけ!」
「これがよ、うんともすんとも言わないんだよ!」
「だから俺電話してやったんだよ。『てめーふざけんじゃねーぞ! これインチキじゃねーかよ! 背なんかぜんっぜん高くなんねーよ!』って。したらなんて言ったと思う?」
『お客様、背が高くならないと言うわりには……ずいぶん上から物を言いますね!』
…ていうお話です。
ひねれば何でもネタになる!
まぁ、僕は芸人を目指している訳じゃないんで、毎日ネタを作っている事も無いんですが(笑 、ちょくちょく
文章が上手く書けないんです…
という悩みを聞いたりするんですね。
まぁ、最初からオリジナルで書ければ大したもので、最初から完全オリジナルで書こうとするから難しいんですよ。
最初は「この感じ良いなー」と思うコンテンツを見つけて、書き方を学んだら良いんです。完全丸パクリはダメですから、とりあえず雰囲気を掴んで最初は見よう見まねで書く、みたいな。
よく著作権って言うじゃないですか?でも著作権って言うのは、
この法律において,次の各号に掲げる用語の定義は,当該各号に定めるところによる。
1.著作物
思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう。
という事で、著作権法第2条で定義されている大原則として、
保護されるのは「表現」であって「アイデア」そのものではない
という事から、表現方法が同一じゃ無ければ法律違反しているという事にならないんですね!
どうですか??これからコンテンツを書いていくのに、少し気が楽になった気がしません?
ただ、パクリはダメですよ!所詮パクリはパクリ。元ネタが分かった時点で一瞬で冷めちゃいますからね!
最初だけ書けないのならまずはお手本を真似る、慣れていったらオリジナルで書いていく。これは仕事でも芸事でも何でもそう、何かを習得するのに最初はマネから入れば良いんです。
ちなみに
学ぶ=まねぶ(真似ぶ)
という語源から来てるんですよ。知ってました?